今日はお彼岸。そういや昔テレビのニュース見ていたら,女子アナが彼岸花と曼殊沙華が同じ花と知らずに隣にいた男性アナウンサーに小声で窘められていました。このぐらいの知識もない人がアナウンサーって怖いですよね(笑)
さて今回は,よく言われる「学校の先生には民間企業の経験を」っていうお話です。もちろんそれが可能なら学校たちの生ぬるい環境はかなり改善されると思いますが,これって残念ながら実現不可能なんですよね。間違いなく先生たちは猛反対しますから。特に教職員組合の方々とかなら下手すると暴力行為と言われても仕方ない方法とかで反対を訴えるかもしれませんし。
たまに,民間経験者の校長先生が赴任されるときがありますが,だいたい上手くいきませんよね。なんか報道ベースではその校長先生に非があるような書き方される場合が多いのですが,実はぬるま湯ドップリの先生方が民間の普通のペースについていけなくなり,今までのぬるま湯を脅かすエイリアンをみんなで追い出したというのが事実だと思います。
当時銀行員だった妹が地元の役場のお手伝いをしに行ったことがあったのですが,役場の人たちの仕事のペースが遅すぎてビックリしたと言っていたことがあります。自分は普通に仕事していただけなのに役場の人たちからは,そんなに早く仕事しないでください,明日の仕事がなくなりますので,って注意されたとブツブツ文句言っていました。ある程度オープンされた役場でそれだったら,完全に閉鎖的な学校ならもっとすごいぬるま湯である可能性が高いのです。
学校の先生たちがいかにぬるま湯か世間には全然知られていませんよね。授業に10分ぐらいに遅れるなんて当たり前だし,中には忘れて授業に行かない先生もいますしね。しかも自分が忘れているのにもかかわらず謝罪するのは皆無で,忘れている自分を呼びに来なかった生徒が悪いといって叱りますし,中には生徒が呼びに行っても外に出かけたっていうのもあります。
もっともっとすごいのになると授業を抜け出して自分の車で寝ている先生もいたりします。また授業はしているけど,自分では授業しなくてDVDばかり見せている先生もいますし,自主的な学習といって生徒たちを班分けしてそこで話し合いさせて授業が終わりというのもあります。まだまだありますが,とにかく先生方は授業放棄,職務怠慢なんて日常茶飯事なんです。しかもその相手は子供なので何でもありなんです。ですから,ここに民間企業のごく普通の感覚の仕事なんてされるなんて絶対許されることではないのです。
何回も言っていますが,立派な先生方もいらっしゃるのも事実です。しかし,仕事をなるべくしたくないと思われていて実際にそれを実行されている先生方もいらっしゃるのも事実です。間違いなくいえるのはこのぬるま湯の環境の被害を受けるのは生徒たちだということですし,大きくとらえるとその被害は日本ということにもなるのです。
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