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智水社

たった3年で高校入試制度を大幅に変える県

 おかげさまで今のところこちらは大雨の被害が出ていないので何よりです。このまま全国いたるところで大雨の被害がでませんように。


 さて今回は,長崎県の公立高校入試のお話。なんとたった3回の入試でまたまた大幅に入試制度を変えてきました。


 前回(現高校2年生から)にも大幅な入試変更をしたのですが,教育委員会はその変更は失敗だったと認めたようなものですね。失敗ということは,受験生に大きな混乱を強いることになったので,これに関わった職員はもちろんそれなりの責任を取らなければならないと思いますが,教育委員会や教職員が責任をとるなんて絶対にありえないので,華麗なるスルーでしょうね(笑)


 前回の変更は,数学と英語が高校によって難易度が異なるA問題とB問題を採用(Bが難)できたのがそれをやめて問題が統一され,そして前期入試と後期入試という佐賀県を模倣したような制度を採用しました。


 ですが,佐賀県と違うのは前期入試の合格数。佐賀県は数人なんですが,長崎県は定員の20-50%も合格させていました。


 そして最近は私立高校も授業料免除とかで昔と違って私立高校に進学する生徒も多くなり,その結果後期入試(普通に3月にある高校入試)の受験生がクラスに数人しかいなくなり,その他の大勢はもう進路が決まってしまっているので,教室はそりゃあもう動物園だそうです。後期入試組はほんと迷惑だったそうですが,学校は結構ほったらかしだったそうです


 んで今回の変更は,前期入試は文化・スポーツ枠でしかも合格者が定員の最大15%もあるんですよ。ってことは部活でちょっと成績がいいだけで高校入学できるということです。そして後期入試はあとの85%を普通の学力で試験するということです。


 そして訳わからんのがチャレンジ入試というものがあってこれはまだよくわかりません。というかまだよく読んでません(笑)


 高校入試というのは学力の一発勝負が一番公平で一番わかりやすいと思うのですがね。面接と言っても何をどう判断するのやら。人間性を見るなんてできないでしょう。それよりも学力の方が人間性や性格がわかると思うのですがね。

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