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智水社

なぜかバレるいたずら電話

 今日は朝からサイクリング。もう11月も終わるぐらいなのに全然寒くなかったですね。かなり気持ちよかったです。


 さて今回は,学生のときのいたずら電話のお話。いたずら電話と言ってもそんな悪質なものではなくて,友人たちに電話したときに最初に声色をいろいろ変えて電話していたということです。昔の電話って今と違って誰からの電話からかわからなかったですもんね。ですからこういったちょっとしたお遊びしたということです。


 ですが,何回も何人にもこのお遊びやったんですが,絶対オイからの電話ってバレるんですよ。テレビでよくある受話器にハンカチを置いたり(あれで本当に声色が変わるのかは知りませんが)もしたんですがね。


 みんな何の疑いもなくオイってわかるんですよ。少しぐらいは疑ったりしてもいいのに,いつも誰もまったく疑わずオイってわかるんですよ。ほんと不思議でした。


 それで友人の一人に聞いてみました。なぜオイってバレるのかと。


 そしたら友人は意外な返答をオイにしました。


 「えっ!?なんでか分かっとらんの?」って。


  オイからすれば???です。なんでそんなバレバレだったのか・・・意気消沈しながら心折れていたら友人は言葉を重ねてきました。


 「『もしもし』って言葉で分かるんよ」


 オイはまだまだその言葉の意味がわかっていません。「どゆうこと?」と戸惑っていたら

 「イントネーションが違うんよ(笑)」


 それでもまだ何のことかわかっていません。


 「『もしもし』のイントネーションがお前だけが使う(九州人独特の)イントネーションやから」


 「みんなが使う『もしもし』とオイが使う『もしもし』が違うってこと?」


 その問いに友人はオイの『もしもし』とみんなの『もしもし』の違いを教えてくれました。オイの友人の全員が関西人もしくは関西弁に似た言葉なのでまったくといっていいほどイントネーションが違っていました。いやいやそんなことでバレてたとは。いろんな声色を変えていたオイの努力はむなしいだけでした。


 方言がキツい人はすぐにバレるのでいたずら電話には向かないということですね。まさかのイントネーションでバレるとは(笑)

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