昨日は恋ダンスなるものを知らないと言ったら,たいがい驚かれました。名前だけは知っていますが,内容まではまったく知りませんし,全然興味もありません。そんなこと言ったら,いろいろ言われそうですが,興味があろうがなかろうが多様性ですよ多様性(笑)
さて今回は,テストや模試の成績が悪いとなぜか先生から生徒が怒られるお話。おそらく古今東西の学校あるあるだと思うのですが,これって冷静に考えたらおかしな話です。
なぜ生徒が怒られなきゃならないのでしょうか。成績が悪いという原因のほとんどは先生の指導不足でしょ。また学校のテストの成績が悪いならテスト内容が難しすぎたかもでしょ。なぜ自分に非があるという風にフィードバックしないのでしょう。
こうやって生徒のせいにずっとしてきたツケが現在の学力低下につながっているのだと思うですが。つまりは自分にフィードバックしないので,授業のやり方や指導方法が改善されないというわけです。
また高校の模試だと,模試直前に授業の進行をやめてまで模試の過去問させたり,宿題に模試の過去問させたりが普通になっています。大学合格というのが目的で模試はその目的達成のための手段なのに,模試の成績が上がることが目的となっているのです。
ではなぜそんな目的と手段がおかしくなっているのか。実は模試の成績というのは学校別でも出ます。つまりは学校別というのは言い換えれば担当教師の成績も出されるということになります。ということは,模試の成績が良ければ自分の評価の上がるというわけです。逆に言えば成績が悪いと自分の評価が下がるわけです。ですから模試の成績が下がれば生徒を怒るのです。成績が悪いのは生徒が悪いのであって自分は悪くない。そして,その生徒のせいで自分の評価が下がるのが許せないとなるわけです。
テストや模試の成績が悪いのは自分の指導にどこか不備があったのかもと少しでもいいのでフィードバックしてほしいものです。しかし,他の業務が忙しいからといってしないのでしょうけど(笑)
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