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智水社

三角関数は定義と加法定理だけですべて解けます

 何ですかねこの暑さは。ガキのときやら若い時は暑さをそこまで感じなかったのですが,年取るときついですね。よく言われる昔はそこまで暑くなかったって人いますが,実は昔も暑かったんですよね。自分はプールの監視員のバイトしていたとき毎日気温測っていましたが,ほぼ毎日35度超えていましたからね。


 さて今回は,三角関数や三角比に関するお話。前にも書きましたが三角比や三角関数って学校の授業でわからなくて塾でちょっと説明してあげたらあっという間にわかってもらえる単元の代表みたいなもので,学校でどんな授業しているのか聞いてみたい単元でもあります。高校生たちは学校の授業ではわからんの連発ですからね。


 まず定義がいかに大事かが授業されてないような気がします。正弦定理や余弦定理を使う問題はほとんどの高校生が難なく解けるのですが,定義に関する問題がほとんど解けませんからね。


 実は正弦定理や余弦定理を使って解く問題でも定義だけで解けるのです。ですから,正弦定理や余弦定理よりも定義を大事にしなければならないのですがね。


 三角関数についてもそうなのですが,三角関数も定義と加法定理だけで解けます。加法定理ってほんと便利で三角関数の後半部分である,倍角や半角や合成まですべて加法定理だけで理解できます。


 しかし,そのことを高校生に説明してあげるとそんなの初めて聞いたとかと言われるのがほとんどです。んでその説明してあげるとかなり感動してくれます。


 学校の授業では三角比や三角関数は,とにかく公式を覚えろと教わるそうです。しかもすごい量の。


 そんなの覚えられるわけないじゃないですか。


 ほんと定義と加法定理だけでなんとかなります。それに加え,正弦定理や余弦定理,そして加法定理の証明もできれば,三角比や三角関数の問題はほぼ無敵となります。


 本質を理解すれば九大合格できるぐらいの数学の学力は結構簡単につくのですが,それを知らない高校生が多すぎるのはかわいそうな気もします。

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