なんか筑後川がヤバい状況になっているみたいで,被害など出ないことを祈るばかりです。
さて今回は,この前話題となった高杉晋作のお話。歴女を始め,彼を好きだったり尊敬したりする方って結構いますよね。日本史上ここまで破天荒な人っていますかねってレベルですし,いろいろロマンが感じられる人生ですからね。
でも冷静に考えると,行動がぶっ飛びすぎてて普通の人の思考のはるか上を行きまくっているんですよね。オイからすると絶対に友達にはなりたくないです。彼に付き合うと命がいくらあっても足りません(笑)
ざっと書いても「よっ!征夷大将軍事件」「御成橋事件」「英国公使館焼き討ち事件」「古事記を暗唱して四か国を黙らせた案件」「功山寺決起」などなど,彼の奇行は挙げたらキリがありません。
そして高杉晋作を語るうえで外せないのは何といっても弟分の伊藤博文。あの初代内閣総理大臣です。まあ高杉晋作の奇行のほとんどに付き合えるぐらいでないと日本で初めての内閣総理大臣なんてなれなかったのかもしれないですね。
高杉晋作の師である吉田松陰は彼の気骨ある性分を見抜いていたらしく,松下村塾においてわざと高杉晋作をけなしてライバルである久坂玄瑞を褒めまくったらしいです。そのことに高杉晋作はムカッとし,久坂を抜くためにメチャクチャ勉強したらしいのです。元々の頭の良さに加え松下村塾でメチャクチャ勉強したのですからそりゃ古事記の暗唱ぐらい朝飯前なわけです。
高杉晋作って実はたった29年の人生だったんですよね。表舞台の活動にいたっては5年あるかないかだと思います。伊藤博文が高杉晋作のことを動けば雷電の如くと形容していますが,まさにそのような人生だったのでしょうね。
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