昨日もらったお土産の最中がマジでおいしいです。実は最中ってずっと苦手で食べてなかったのですが,やっと最近食べれるようになりました。んでこの最中なんですが,中にあんこと餅が入っていましてほんとおいしいです。「しまつばき」という五島の銘菓です。
さて今回は,数学の大学入試問題20問を30分で解かせるという無謀すぎるお話。長崎県内のとある高校でのことなんですが,まあ無理なお話ですよね。
学校の数学の先生って大きく二つに分かれます。数学の先生って名乗れるだけの能力ございますかっていう先生と数学の能力は十分なのに傲慢でボクすごいでしょっていう先生です。いい塩梅の先生を滅多にお目にかかれないのが残念です。
前者は,いわゆる滑り止めの私立高校の数学入試問題の計算問題の類題が解けなかったり,3人がかりで長崎県公立高校の数学入試の問題が解けなかったり,生徒が質問しに来た問題が解けなかった(あとからその問題見ましたが教科書の章末問題レベルです)りと,もっと数学のお勉強がんばりましょうってレベルです。完璧にしてよとまでは言いませんが,最低限その辺の入試問題ぐらいは解けるぐらいの能力はつけてくださいねといった感じです。
んで今回のお話は後者の先生。このタイプの先生のほとんど(下手すると全員かも)が,傲慢で自己顕示欲のカタマリです。授業はほとんどが自己満。ボクちゃんこんな難しい問題解けるもんね~すごいでしょって感じです。ですからほとんどの生徒がついていけません。
ごく一部の生徒(メチャクチャ数学ができる生徒)にはウケがよく,しかもその生徒たちが結果的に実績を残してくれるので,そんな授業をしても咎められることがないどころか実績を上げたことに貢献したとかで逆に評価が上がります。
ですからどんどん図に乗って自己満授業が継続されるだけでなく,自分が頭いいと勘違いしているのでどんどん傲慢になっていき,無理難題に対しても簡単だからと押し付けてきます。まあこれも自分なら楽勝やしといった自己顕示欲の一種なのかもしれませんが。
そして生徒からの評価もこんな難しい問題を解けるし,こんな無理難題を軽くこなせると自慢するので,その先生は頭がいいといったことになります。しかし,自分から言わせると,自分の傲慢さや自己顕示欲に気づかないといった時点でいわゆる中二病ではと思ってしまいますが。
どちらのタイプの先生も,自分の先生としての能力不足で生徒の進路を阻害していると早く気づいてもらいたいものです。
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