野球の日本シリーズは大変なことになってきましたね。ひそかにトラキチの私は38年ぶりのアレを心から願っています。
さて今回は,昨日話題となった松尾芭蕉のお話。実は松尾芭蕉とは幕府の隠密で,幕府の命を受けて東北地方を回ることによりパトロールしていて,俳句は幕府に送る報告書であって暗号にして報告していたのではという,自分が若い時にちと流行ったお話。ここからは自分と中学生のちょっとしたほのぼの話なので,史実とは違うとかいう突っ込みはご勘弁を(笑)
まずは芭蕉の出身地が伊賀であるということ。伊賀といえば伊賀忍者。伊賀忍者といえば服部半蔵。「忍者ハットリくん」のハットリくんは服部半蔵の子孫ですね。ということは,かなり安易な考えではありますが,伊賀出身=忍者?となりますよね(笑)
それとそもそもなんで旅に出て俳句詠もうと思ったのかも謎です。奥の細道に出発した年は西行法師の500回忌らしいのですが,それは旅に出て俳句詠む理由にはなりませんよね。
それと,江戸時代には関所というものがあります。関所を通るときにはどうしていたのでしょうか。俳句詠みに旅に出てますって言われて関所の役人さんが「あっなるほどね♪」って納得してそう易々と通すものでしょうか。
その当時なら当たり前ですけど,松尾芭蕉なんて誰も知りませんし,関所の役員さんからするとただのおっさんと連れ一人(河合曾良)にしか過ぎませんからね。「何しに来たと?」「ちょっと俳句詠みながら旅をしてます」「はあ!?アンタ何ば訳のわからんこと言いよっと?ちょっとこっち来んね」って感じで取り調べを受けたのではと(笑)
この松尾芭蕉隠密説って,言い始めたのはあの松本清張らしいですね。これにはビックリです。まあでも,真相はどうであれ,「月日は百代の過客にして,行きかふ年もまた旅人なり。」っていう書き出しはカッコいいですよね。
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