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智水社

防衛大学受験のときのお話-その4

 なんか最近イオンに行くと,たまたま値引き日に遭遇します。この前は2日間だけのバーゲンセールで,今日はブラックフライデーとかいうやつでバーゲンセールしてました。おかげで,買いたいものが普段より安く買えてよかったです。


 さて今回は,防衛大学受験の総集編。ほんといろいろあったり,あったみたいです。


 まずは一日目。これらは後日いろいろ聞いたのですが,まずは高校の最寄りの駅から乗る汽車を止めたツワモノがいたみたいで,その生徒はギリギリ発車に間に合わなくなったらしく,走って大声を出して乗りたい意思を伝えたら,発車した汽車がすぐに止まってその生徒を乗せたらしいです。そのツワモノは今ではある私立高校の先生しています(笑)


 他にも一日目では,聴力の検査のときに「機械に耳をあててくだいさいね」と言われた生徒が,ヘッドホンではなく,音源の方の機械に耳をあてようとして,先生に「そっちじゃない」と笑われて注意されたとか。


 また同じく聴力の検査のときに,検査室の奥のベッドに気づいた(自分はまったく覚えていないです)生徒は,聴力の検査なのになぜ横にならんばとやろと思いながら,学ランのボタンをはずし始めた(一日目も寒かったので学ランにパンツだったそうです)らしいです。それを見た聴力の検査の先生は「あっボタンははずさなくていいですよ」とこれまた笑いながら注意したそうです。後者の生徒は今は県の職員です(笑)


 身体測定の最後の試験では,8畳ぐらいの小さい部屋に通され,試験官が3人座っている前で,ありったけの大きな声で自分の名前と住所を叫ぶというテストでした。もちろんパンツ一丁で(笑)。二日目はこれで試験終了だったのですが,一日目はこの後に大の字ジャンプしなければならなかったらしいです。パンツ一丁で(笑)


 一日目も二日目の寒かったので学ランにパンツ一丁で身体測定したとお話しましたが,一日目組はトランクスとブリーフが半々だったらしいのですが,二日目組は自分の友人の一人だけがブリーフでした。しかも水色の(笑)


 それと例のアレを見せたあとは,結構大きな部屋に通され自分の目の前に検査官が立ち,この検査ではその検査官と同じ動きをするようにということでした。自分は面接の順番上一人で行動していましたが他の人たちは二人組で行動していたらしい(翌日に知りました)です。そこでの検査での検査官の動きというのがほぼ体操みたいな感じで,これって何の検査やろってな感じでした。この検査といい,最後の検査といい,謎の検査が結構ありました。


 試験終了後は,一日目組はちゃんとそのまま学校に戻ってきましたが,二日目組は違っていました。自衛隊から大村駅まで歩いていた途中にビリヤード場(当時はビリヤードがえらい流行っていました)がありました。普通はビリヤード場があっても目もくれず駅に向かうと思うのですが,二日目組はなぜか「どうする?」となりました。結論は「汽車に乗り遅れたとでも言えばよかろ」となって,みんなでビリヤードしました。


 ビリヤードを楽しんだ後は汽車で学校へ。しかし,かなり遅くなってしまいました。今と違って携帯電話とかない時代ですから生徒たちと連絡が取れないので,学校からするとなぜ遅いのかと心配していたかもです。


 学校の最寄り駅に着くと,大村に向かう汽車が待っていて,その汽車には学校から下校し電車通学するクラスメイト数名と会いました。そのクラスメイト達からは,「わ~ワイたち何しよっとや? 先生たちが,なしてあいつら帰ってこんとやって言いよらしたぞ」と笑っていました。でもこのことについて何のお咎めもなかったので一緒にいた生徒会長が先生をうまいことまるめ込めてくれたのかもしれません(笑)


 ほんとはもっとここでは書けないこともあったのですが,とにかく防衛大学の入試は一次にしても二次にしても面白いことばかりでした。

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