昨日体重を測定したら4キロほど落ちていました。まあ4キロといっても100キロから96キロになっただけなので誤差かもしれませんが(笑)
さて今回は,10倍や100倍の計算のお話。これまた,だから何?いちいち記事にすること?と思われそうですが,実はこの計算かなり多くの生徒が筆算するんですよ。
ただ単に0を加えるとか,小数点をずらすとかではなく多くの生徒は筆算するんですよね。また10や100で割るときもしかりです。それとこれって別に勉強が苦手な生徒だけでなく,国公立大学を目指すような高校生でも多いんですよ。驚きですよね。
普通の大人なら考えられないことだと思いますし,そんないちいち筆算なんかしないと思いますが,今の生徒のほとんどが筆算してしまうのです。
例えば消費税の計算とかも暗算でできない生徒がほとんどなのです。ということは,7掛けとか8掛けとかの意味や計算もわからなくなってくる世の中になってくるのかもしれませんし,実はもうなっているのかもしれません。
ある学年だけではなくて多くの学年の生徒が筆算するということは,このことについて学校の先生は気づいていないと思われます。もしかして学校の先生自ら筆算していたりして(笑)。でも最近の学校の先生の学力を考慮するとあり得るかもしれないのが本当に怖い今の日本の教育の実情です。なにせ,小学校低学年程度の学力でも学校の先生になれる世の中(この辺の詳細は後日また)ですからね。
昨日の「1より大きいか小さいか」とか今回の「10倍や100倍の計算」って目に見えない教育のほころびであり,こういった小さなほころびが数年かかると大変なことになることでしょう。戦後教育が始まってもうすぐ80年。実は日本の教育ってもうすでにとんでもないことになっているのかもしれません。
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