どうもさっきオリンピックが終わったみたいですね。今回の日本は外国開催のオリンピックでは過去最高の金メダル獲得なんだとか。柔道がそこまで振るわなかったのにこの金メダル数ってすごいですね。気がかりは水泳ですか。一時期の勢いがなくなってきているような気がします。
さて今回は,10倍や100倍の計算方法に関するお話。例えば15×10や15×100の計算するときって0の数をその数字の右側にそのままつけますよね。計算結果はそれぞれ150と1500。また1.6×10や1.6×100の計算だったら,0の数の分だけ小数点を動かしますよね。計算結果はそれぞれ16と160。しかし,それができない小学生や中学生って結構いるんですよね。ではどうやって計算するのか。
ほんとこれビックリしますよ。なんと筆算してしまうんです。別に筆算が悪いこととは言いませんが,10倍や100倍とかは筆算する必要とかないですよね。当然ですが÷10や÷100も同様,筆算する生徒って結構います。
当然ながらそのような計算って習っている当時はドリルとかでかなり練習していると思いますが,時間が経つとそんな便利なことを忘れてしまって結局は筆算してしまう。いやあほんと不思議ですが,ひとつだけ納得できる理由があります。
それは,計算問題を解くこと自体が作業になっているということです。この問題解けばいいんでしょ,答えだせばいいんでしょ,丸もらったらいいんでしょってな考え方でドリルをしているので,思考がそこでストップしてしまって,これを次に生かそうという考えにまで至らないんですよね。でもこれって小学生だけでなく中学生や高校生でもこういったことになる生徒はかなりいます。
勉強って学校内に限らずすべてにおいてそうですが,次に生かすためにやっているわけですよね。今やっていることは手段であって目的ではないってことです。しかし残念ではありますが,それがわかっていないお子さまたちが多すぎます。早くこれを是正してもらいたいのですが,おそらく現在の教育システムでは無理なんでしょうね。
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