JAXAの月探査機が初めて月面着陸に成功しましたね。よかったです。でも世界で5番目だとか。冷戦当時のソ連やアメリカに先着されるのはともかく,中国やインドの後手を踏むってのが納得できません。もっとまじめに理系教育を充実させていればこんなことにならなかったはずですが。
さて今回は,小学校の時に流行っていた計算で,いまだに謎の計算のお話。これって誰が見つけたのでしょうね。
どんな計算かというと,12345679×〇を計算したら,計算結果の数字がすべて同じ数字が現れるというものです。
例えば,12345679×9=111111111,12345679×18=222222222となります。まあ最初の計算結果がすべて1の数字なので,それを2倍したら全部2になりますし,3倍したら全部3となるわけですが。
これは実際に筆算してもらったりとか,電卓での計算結果にみんな驚きます。筆算なら答えの上の位から同じ数字が並ぶのでその段階で驚いてもらったり,電卓なら計算結果がすべて同じ数字になるのでこれまた驚いてもらいます。
驚いてもらう相手に1から9までの数字で好きな数字を言ってもらいます。たとえば5とこたえたら
12345679×45をしてもらいます。
たとえば7だったら
12345679×63をしてもらいます。
もうおわかりだと思いますが,相手が言った好きな数字は,12345679×(9×〇)の〇にあたる数字ですね。
どなたが見つけたかは知りませんが,よく見つけましたよね。でも人によっては,小学生のときにこれを聞いて数字のとりこになって数学者への道を進む人もいるでしょうね。まあ自分は数学者への道には進みませんでしたが(笑)
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