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智水社

なぜ大多数の小学生は算数が苦手になるのか-その1

 今日は七夕。短冊にお願い事書くのはいくつになってもワクワクしますね。最近は書けてませんが。


 さて今回は,なぜ算数が苦手になるのかというお話。そりゃもちろんいろんな要因があると思いますが自分が考える最大の要因は,算数が苦手な人が算数を教えているからです。


 小学校の先生のほとんどは算数や数学が苦手な人がなっています。大学入試の受験科目から考えてもそうとしか考えられません。数Ⅲまで学習し,数Ⅲに対しある程度の理解を示した人など極々少数でしょう。このような人たちが算数を教えているわけですからそりゃ苦手になりますって。


 現在の日本の教育の特徴の一つに誰でも教師になれるということが挙げられます。具体的な話をするといわゆるFランといわれる大学からも教師になれます。


 しかもFランといわれる大学をはじめとする私立大学のほとんどはその学部の勉強よりも資格の勉強の方が優先される(その大学の実績や宣伝になる)ので,どちらかというと私立大学の方からが教師になりやすいのです。


 そして私立大学の文系入試は数学は必須ではありません。おそらくほとんどの方が数学を受験していないと思われます。そんな人たちが算数教えているのが日本の教育の現状です。


もちろん,大学から勉強しだしたとか教職に就かれてから勉強しだしたという先生もいらっしゃるとは思いますが,これまた極々少数でしょうね。


 また算数が苦手なので,全部を教えようとして全部を理解させようとします。すなわち優先順位がわかっていないのです。最低ここまでは理解すればOKっていう線引きができていないので,何でもかんでもさせようとします。


 高学年の算数となれば大人でも難しい問題を解くようになるので,ほとんどの小学生からすれば地獄です。しかし,それも全部理解させようとしますし全部解かせようとします。ですから小学生は混乱するは嫌になるはとなるわけです。しかも教えている先生も実は解けない可能性もありますしね。


 なんか話が長くなってきましたので今日はここまでにします。続きは明日ということで。


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