8月1日に友人たちと集まる予定でしたが,そのうちの1人が急な出張ができたみたいでキャンセルになってしまいました。テレワークじゃダメやったとやろか?と思いましたがダメなんでしょうね(笑)
さて今回は,昨日の塾で話題となった福島県と山口県が仲が悪かったといったお話。聞いてた中学生や高校生はすごく驚いていました。普通に考えたらなぜ仲が悪いのか理解できないでしょうからね。
日本の歴史において幕末が好きな人ってかなりいると思うのですが,どっちかと言えば幕府を倒す側でも殊に長州(山口県)推しの人が多いのではと個人的に思うのでしょうがどうでしょう。実際吉田松陰や高杉晋作を尊敬している人って結構いますよね。いかもこの2人は20代後半で亡くなっているので,もし生き延びていたらといったロマンも感じられるのではと思います。
かたや幕府側となると圧倒的に新選組が人気ですよね。武士よりも武士になりたかった人たち。しかも自分たちを保護してくれた会津藩(福島県)に対して最後まで恩義を感じそして散っていった儚さ。特に歴女の心をくすぶっているみたいですね。
んで教科書でも習う鳥羽伏見の戦い。そして戦いは北上し戦争の舞台は会津へと移ります。残念ながら会津は新政府軍にあっという間に敗れます。
その戦いにおいて新政府軍は会津の戦死者を風葬した(現在では信憑性は薄いみたいです)らしく,新政府軍その中でもこの戦争のきっかけとなった長州に対して会津藩は並々ならぬ憎悪をもったらしいのです。
長州と言えば本拠地は萩。この戦争によって会津は絶対に萩を許すなということが代々語り継がれ,それが広がり福島県は山口県を絶対に許さないとなったらしいのです。
以前,ナイトスクープでもありました。山口県出身の大学生が初めて仲良くなった友達が福島県出身と知って自分が山口県出身と言えなくなり,それをどうしても伝えたいと。伝えたときの福島県出身の友達の表情がみるみる変わるのがすごかったです。しかし,この2人は今まで通りの友達付き合いをするとのことでしたが,ここまで福島県の山口県に対する憎悪ってすごいんだと驚きました。
こういった例を考えても歴史を学ぶ意義がわかるのではないのでしょうか。歴史というのは学校教育のような暗記ではなく,現在の生活の中に密着しているのだということなのです。
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